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読書の件~読めば読むほど莫迦になる~

【第1稿】 2003/02/23 【最終更新日】 2003/03/24

     1

 私は《勘違い》してゐたのだ。読めば読むほど物識りになれるだなんて発想自体がそもそも物をよく識らぬが故の浅はかなる妄想に過ぎなかつたのだ。多読に人生を費やしてきた者ならば誰しも其は思い知つてきた事に違ひない。
 確かに読むことに拠つて一時的に知識が増えたやうに感じるのは間違ひではないが、其は只単に《識つてゐる事を識つてゐるやうに読んで》ゐるからそう感じるだけの事で実は《識らない事を識らないように読んで》ゐると読めば読むほどに識らない事も知ってゐる事と比例して増加の一途を辿る運命に在るのだつた。

     2

《「世界」の裏側を知れば識るほどに、「世界」は【遠ざかつて】ゆく》
 
     3

 其結果吾々は【博識な白痴】と化す。

     4

 私は一応、新人小説家として文芸誌を賑わせてゐる。そのうえフヲシヲンリヰダとして雑誌グラビヤでセミヌウドになることもあるいけ好かないナアドなモボだ。先ごろ芥川賞候補にはどうにか成つたものの残念ながら受賞には至らなかつた。人を食つたやうな筆名が禍してゐるやも知れない。「茶川龍之介」といふのだ。しかし本名なのだから仕様がない。パチモンみたいで恥ずかしい事このうえない名前だが、なにしろ本名で小説家としてデビウしろといふのが父唯一の遺言だつたのだ。他には何一つ書かれてゐなかつた。父の文學道楽は異常であつた。自身も作家を志していたものの才能に恵まれず、ハンバガシヲプ経営をしてゐた祖父の会社を潰してまでも私の文学修行に人生を費やしてきたのだ。最期は59万とんで1冊の蔵書に潰されての圧死だつた。致命傷となつた後頭部の打撲は中島敦の『文字禍』が収録された短篇集だつたといふから不思議なものだ。

     5

 W村上のやうに《格好善さ気なもの》を書くのは青年期特有の【見栄】を引き摺つているからだらう。しかし古典や前衛といった市井の生活から乖離した場所に位置する孤高の世界観を持った書物ばかりを慈しんできた私のスタンスはいわばシナモン・ドナツの「穴」の部分を最もよく好んで食べる甘党仙人のやうなものだ。色恋沙汰や馴れ合い団欒といつたものの無意味さや性欲の崇高性を善く識る私にはその手の日常は詰らないのだ。ニイチェ的な憤りやヰトゲンシュタイン的な感傷には既に辟易し尽くしてきた。そんなものはまさしく過去の遺物に過ぎないのだ。

     6

 【世界の真実】を識つてしまつた弊害は残酷な容で私の精神を蝕みつつあつた。体面を保つ事の無意味さを嫌ふが余に隠してゐればよいやうなスキヤンダラスで卑俗な部分ばかりを晒してしまふのだ。これではレイプ願望とスピイド違反の話しかしない田舎の元ヤンと同じだ。何の為に勉学に励んできたといふのか。ちよつとでも気を抜けば莫迦な自分語が貌を出してくる。これまでに身に付けてきた修辞力も語彙力も元も子もない。何だかまるでダニエル・キイスの『Flowers for Algernon』の主人公チアリ・ゴドンのやうだが、彼はかの小説に特殊な存在として描かれていたのだ。丁度コリン・ヰルスンがドストヱフスキヰ等をカテゴライズしたアウトサイダーの如くに。だが実のところ私もチアリ・ゴドンも変わらない。識る事が増えれば増えるほどに識らない事も増え続け私達は莫迦に近づいてゆく。かといつて識る事を辞めるならそれもまた単なる莫迦なのだ。結局どっちに転んでも結果は同じなのだ。

     7

 人生に悲観した私は其れでもどうにか識つてゐる率が少しは勝つてゐる今のうちに蹴りをつけて有終の美を飾ろうと思ふ。名探偵が迷宮入りしてきた事件を見事に解決してみせてきたやうに《「小説家」は迷宮入りしてきた【小説の解決策】を提示してみせる》べきなのだ。茶川龍之介。この名に産まれた【宿命】だらうか。私もまた先人の晩年に倣ひて「漠然とした不安」を感じつつかのやうにして《小説家の儘》人生を終へやうと思ふのだ。「グッドバイ」これで全て終わりだ。《【小説家】は死んだ。》

     8

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先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒生と死と先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒生と死徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒生と死と先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒生と死と先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒生と死と先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒

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私は《勘違い》してゐたのだ。読めば読むほど物識りになれるだなんて発想自体がそもそも物をよく識らぬが故の浅はかなる妄想に過ぎなかつたのだ。多読に人生を費やしてきた者ならば誰しも其は思い知っチンポ×マンコ=セックス!
てきた事に違ひない。確かに読むことに拠つて一時的に知識が増えたやうに感じるのは間チンポ×マンコ=セックス!
違ひではないナビ! カーナビ! カーナビが、其は只単に《識つてゐる事を識つてゐるやうに読んで》ゐるからそう感じるだけの事で実は《識らない事を識らないように読んで》ゐると読めば読むほどに識らない事も知ってゐる事と比例して増加の一途を辿る運命に在るのだつた。《「世界」の裏側を知れば識るほどに、先生と生徒チンポ×マンコ=セックス!
先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生とチンポ×マンコ=セックス!
生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生とナビ! カーナビ! カーナビ生徒先生と生徒先生と生徒先生と生チンポ×マンコ=セックス!
徒先生と生徒先「世界」は【遠ざかつて】ゆく》其結果吾々は【博識な白痴】と化す。私は一応、新人小説家として文芸誌を賑わせてゐる。そのうえフヲシヲンリヰダとして雑誌グラビヤでセミヌウドになることもあるいけ好かないナアドなモボだ。先ごろ芥川賞候補にはどうにか成つたものの残念な先生と生徒先生と生徒先ナビ! カーナビ! カーナビ生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先チンポ×マンコ=セックス!
生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先ナビ! カーナビ! カーナビ生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先がら受賞には至らなかつた。人を食つたやうな筆名が禍しナビ! カーナビ! カーナビてゐるやも知れない。「茶川龍之介」といふのだ。しかし本名なのだから仕様がない。パチモンみたいで恥ずかしい事このうえない名前だが、なにしろ本名で小説家としてデビウしろといふのが父唯一の遺言だつたのだ。他に先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生とチンポ×マンコ=セックス!
生徒先生と生徒先生と生徒ナビ! カーナビ! カーナビ先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先は何一つ書かれてゐなかつた。父の文學道楽は異常であつた。自身も作家を志していたものの才能に恵まれず、ハンバガシヲプ経営をしてゐた祖父の会社を潰してまでも私の文学修行に人生を費やしてきたのだ。最期は59万とんで1冊の蔵書に潰されての圧死だつた。致命傷となつた後頭部の打撲は中島敦の『文字禍』が収録された短篇集だつナビ! カーナビ! カーナビたといふから不思議なものだ。W村上のやうに《格好善さ気なもの》を書くのは青年期特有の【見栄】を引き摺つているからだろう。しかし古典や前衛といった市井の生活から乖離した場所に位置する孤高の世界観を持った書物ばかりを慈しんできた私のスタンスはいわばシナモンドーナツの「先生と生徒先生と生ナビ! カーナビ! カーナビ徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生チンポ×マンコ=セックス!
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話しかしない田舎の元ヤンと同じだ。何の為に勉学に励んできたといふのか。ちよつとでも気を抜けば莫迦な自分語が貌を出してくる。これまでに身に付けてきた修辞力も語彙力も元も子もない。何だかまるでダニエル・キイスの『Flowers for Arjarnon』の主人公チャアリイ・ゴオドンのやうだが、彼はかの小説に特殊な存在として描かれていたのだ。丁度コリン・ヰルソンがドストヱフスキヰ等をカテゴライズしたアウトサイダーの如くに。だが実のところ私もチャアリイ・ゴオドンも変わらない。識る事が増えれば増えるほどに識らない事も増え続け私達は莫迦に近づいてゆく。かといつて識る事を辞めるならそれ先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先もまた単なる莫迦なのだ。結局どっちに転んでも結果は同じなのだ。人生に悲観した私は其れでもどうにか識つてゐる率が少しは勝つてゐる今のうちに蹴りをつけて有終の美を飾ろうと思ふ。名探偵が迷宮入りしてきた事件を見事に解決してみせてきたやうに《「小説家」は迷宮入りしてきた【小説の解決策】チンポ×マンコ=セックス!
を提示してみせる》べきなのだ。茶川龍之介。この名に産まれた【宿命】だらうか。私もまた先人の晩年に倣ひて「漠然とした不安」を感じつつかのやうにして《小説家の儘》人生を終へやうと思ふのだ。「グッドバイ」私は《勘違い》してゐたのだ。読めば読むほど物識りになれるだなんて発想自体がそもそも物をよく識らぬが故の浅はかなる妄想に過ぎなかつたのだ。多読に人生を費やしてきた者ならば誰しも其は思い知っチンポ×マンコ=セックス!
てきた事に違ひない。確かに読むことに拠つて一時的に知識が増えたやうに感じるのは間チンポ×マンコ=セックス!
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徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先穴」の部分を最もよく好んで食べる甘党仙人のやうなものだ。色恋沙汰や馴れ合い団欒といつたものの無意味さや性欲の崇高性を善く識る私にはその手の日常は詰らないのだ。ニイチェ的な憤りナビ! カーナビ! カーナビやヰトゲンシュタイン的ナビ! カーナビ! カーナビな鑑賞には既に辟易し尽くしてきた。そんなものはまさしく過去の遺物に過ぎないのだ。【世界の真実】を識つてしまつた弊害は残酷な容で私の精神を蝕みつつあつた。体面を保つ事の無意味さを嫌ふが余に隠してゐればよいやうなスキヤンダラスで卑俗な部分ばかりを晒してしまふのだ。こナビ! カーナビ! カーナビれではレイプ願望とスピイド違反のチンポ×マンコ=セックス!
私は《勘違い》してゐたのだ。読めば読むほど物識りになれるだなんて発想自体がそもそも物をよく識らぬが故の浅はかなる妄想に過ぎなかつたのだ。多読に人生を費やしてきた者ならば誰しも其は思い知っチンポ×マンコ=セックス!
てきた事に違ひない。確かに読むことに拠つて一時的に知識が増えたやうに感じるのは間チンポ×マンコ=セックス!
違ひではないナビ! カーナビ! カーナビが、其は只単に《識つてゐる事を識つてゐるやうに読んで》ゐるからそう感じるだけの事で実は《識らない事を識らないように読んで》ゐると読めば読むほどに識らない事も知ってゐる事と比例して増加の一途を辿る運命に在るのだつた。《「世界」の裏側を知れば識るほどに、先生と生徒チンポ×マンコ=セックス!
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生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先ナビ! カーナビ! カーナビ生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先がら受賞には至らなかつた。人を食つたやうな筆名が禍しナビ! カーナビ! カーナビてゐるやも知れない。「茶川龍之介」といふのだ。しかし本名なのだから仕様がない。パチモンみたいで恥ずかしい事このうえない名前だが、なにしろ本名で小説家としてデビウしろといふのが父唯一の遺言だつたのだ。他に先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生とチンポ×マンコ=セックス!
生徒先生と生徒先生と生徒ナビ! カーナビ! カーナビ先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先は何一つ書かれてゐなかつた。父の文學道楽は異常であつた。自身も作家を志していたものの才能に恵まれず、ハンバガシヲプ経営をしてゐた祖父の会社を潰してまでも私の文学修行に人生を費やしてきたのだ。最期は59万とんで1冊の蔵書に潰されての圧死だつた。致命傷となつた後頭部の打撲は中島敦の『文字禍』が収録された短篇集だつナビ! カーナビ! カーナビたといふから不思議なものだ。W村上のやうに《格好善さ気なもの》を書くのは青年期特有の【見栄】を引き摺つているからだろう。しかし古典や前衛といった市井の生活から乖離した場所に位置する孤高の世界観を持った書物ばかりを慈しんできた私のスタンスはいわばシナモンドーナツの「先生と生徒先生と生ナビ! カーナビ! カーナビ徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生チンポ×マンコ=セックス!
徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先生と生徒先穴」の部分を最もよく好んで食べる甘党仙人のやうなものだ。色恋沙汰や馴れ合い団欒といつたものの無意味さや性欲の崇高性を善く識る私にはその手の日常は詰らないのだ。ニイチェ的な憤りナビ! カーナビ! カーナビやヰトゲンシュタイン的ナビ! カーナビ! カーナビな鑑賞には既に辟易し尽くしてきた。そんなものはまさしく過去の遺物に過ぎないのだ。【世界の真実】を識つてしまつた弊害は残酷な容で私の精神を蝕みつつあつた。体面を保つ事の無意味さを嫌ふが余に隠してゐればよいやうなスキヤンダラスで卑俗な部分ばかりを晒してしまふのだ。こナビ! カーナビ! カーナビれではレイプ願望とスピイド違反のチンポ×マンコ=セックス!
これで全て終わりだ。《【小説家】は死んだ。》

     12

読めば読むほど莫迦になる。   

     13

参考文献(著者名略)

『むちむちぷりん』
『シャコタン・ブギ』
『お前とララバイ』
『バツ×テリー』
『まいっちんぐ!マチコ先生』
『いけない!ルナ先生』
『高校教師』

(了)

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2003年02月23日 中篇小説 トラックバック(0) コメント(0)

文学なんて、うんざりだ。

   第1章【隣人なんて、うんざりだ。】

 日曜日の午前中、いつものように独り暮らしをしているアパートの一室でせんべい布団のうえに寝そべってテレビの競馬中継を楽しんでいたところ、呼び鈴が鳴りました。 
 最初は、まだ眠いので出なくてもいいだろうと考えていたのです。ところがいつまで経っても鳴り止まないもので、変だなと思いました。郵便屋さんにしては余りにもしつこすぎます。
 しょうがなく入り口の覗き窓から外を見ると、灰色のシャツと茶色のズボンを着た青白い顔のやせ細った見知らぬ男の人が一人、部屋の前に立っているのが見えました。特に何も持ってないようだし、何も言わずに呼び鈴を鳴らし続けているわけですから、郵便屋さんや宅配便屋さんではないようです。でも何となくどこかで見覚えのある顔のような気もします。だけど親しい仲でないことは確かです。
 もしかすると、ぼくが気付いていないだけで相手はどこかで何度かぼくの顔を見知っていて、しかも一度も話した事もない間柄だというのに家を突き止めてまでも押しかけてきたのだとしたら、変質者だったりする可能性もあります。だとしたら怖いな、と思いました。刃物かなにか、ぶっそうなものを隠し持っているかもしれませんからね。
 そうはいっても、とりあえず今もまだ呼び鈴は鳴り続けていますので、どうにか対処しなくてはなりません。もう3分位もの間ずっと、鳴らされっぱなしです。ぼくの家の呼び鈴は電池式なので、こんなに鳴らされ続けたら、電池の寿命が勿体なさすぎます。わけのわからない見ず知らずの男の人のために、我が家の電池が短命の報いを受けねばならないなんて、冗談じゃないですよ。
ちなみのこの『短命の報い』って言葉は、ぼくのお気に入りなのです。テレビの時代劇で、お侍さんが使っていたのです。
 そんなことはどうでもいいですね。関係ない話を突然してしまうのはぼくの悪い癖のようです。工場の親方にもよく叱られています。
 とりあえず呼び鈴がうるさくてたまらないので、ドア越しに文句を言ってみることにしました。
「誰ですか! 何だってこんなふざけた真似をするんです! ぼくが一体何したって言うんですか!」
 すると相手は、こっちが拍子抜けしてしまうような素っ頓狂な高音の間延びした調子で、
「いらっしゃったんですかあ。なあら、よかったあ」と返してきました。
 ぼくはその悪びれない様子にますます腹が立ってきて、
「だから何なんですか! 何の用です! 下らない用事ならただじゃおきませんよ!」とすごんでみせました。
 ちなみにこの『悪びれない』というのもお侍さんの台詞から取りました。あっ、また話がそれてしまいましたね。
 相手の人は、今度もまた同じようなゆっくりとした口調で喋り始めました。
「いやあ。そうゆわれてしまうと困ってしまうんですけどねえ。実はあたくし、小説を書こうと思ってるんですよお」
 意外な答えにぼくはきょとんとしてしまいました。
「なんですって? 何故そんな事をわざわざぼくに伝えに来る必要があるんですか?あなたは何者なんですか!?」
 すると相手は、当たり前のことのように言いました。
「何者って、決まってるじゃないですかあ。隣の者ですよお」
 それを聞いて、やっと気が付きました。確かにこの人はこの築50年木造風呂ナシおんぼろアパートにあるぼくの部屋の、隣人に違いありません。滅多に顔を合わすことはありませんでしたが、年に数回程度は姿を見かけたことがあったのです。
「なんだそうですか。それならそうと早く言ってくれればよかったのに」
 そういいながらドアを開けて頭を下げたところで、だからってどうして、隣人に呼び鈴をこんなにも鳴らされ続けなくちゃならないのか? ということに気が付きました。隣の人だからといって別に、ドアを開けてあげる必要なんてなかったのです。
 でももう手遅れでした。隣人はぼくがドアを開けた事に喜んで笑顔を浮かべています。いまさらまた閉めて機嫌を損ねるのも悪いなと思い、とりあえず、
「で、あなたが小説を書くことと、こんな朝早くにぼくの部屋を尋ねてくることに、なんの関係があるんですか?」
 と聞いてみました。
 隣人は、「あなたにこのことを話すのにい、意味なんてえ、ありゃあ、しませんですよお。このお、無意味な行動をとるというう、ムイミ性にこそお、ゲージツ的なあ、意味合いがあ、秘められているんですよお」と、さっきまでよりはほんの少しだけ早い調子で、だけどやっぱり普通の人よりは遅い口調で、言い切りました。
 『芸術』? なんてものには全然興味もないぼくには、何のことやらさっぱりわかりません。
 隣人はさらに話を続けました。
「それでえ、ものは相談ですがあ、あたくしとお、『文芸誌の新人賞受賞』をかけてえ、勝負しませんかあ?」
 さらに意味のわからない勝手すぎる話に、ぼくはすっかりあきれ果ててしまいました。
「それはまた、どうしてですか?」
 隣人は申し訳なさそうに言いました。
「そうしないとお、書く気になれんのですよお。でもお、どおしてもお、新人賞が欲しいのですう。後生ですからあ、あたくしとのお、勝負をお、受けてみてはあ、下さいません、ものですかねえ」
 隣人は胸の前で手を合わせて、ぼくを拝むようにして頭を下げました。
 その姿に哀れみの気持ちも感じましたし、『後生ですから』という言葉もテレビの時代劇によく出てくる、ぼくのお気に入りのものでしたので、何だか隣人のことが少し好きになってしまいました。そこでその話を受けることにしたのです。
「わかりました。いいですよ」
「本当ですかあ? すごくう、うれしいですう。これであたくしもお、身を入れて小説を書くことがあ、できますよお」
 隣人は、青白い顔をくしゃくしゃにして笑顔を作りながら、自分の部屋に戻って行きました。
 それにしても最初はうちに来たのには意味がないとかいっておきながら、結局はぼくと小説の勝負をしたくて訪ねてきたわけだったんですね。やっぱりわけがわからない人だな、と思いました。
 さてそんなわけでぼくは、文芸誌新人賞受賞をかけた隣人との勝負のために、小説を書かなくてはならなくなってしまったのですが、それにしても変な約束をする羽目になってしまったものですね。でも面白そうだからやってみようかと思いまして、タンスの中にしまってあった落書き用のノートをコタツの上に置き、鉛筆を手に取って、小説を書こうとしてみました。
 でも何だか、頑張ろうという気が全然出てきません。
 どうしてだろうとしばらく考えるうちに、理由がわかりました。この勝負にぼくが勝っても、何の得もないのです。それではぼくの方のやる気が起きるわけがないですよね。別にぼくは小説の新人賞なんてほしくないわけですし。ぼくが頑張れる理由を作らなくてはいけません。
 しばらく考えてみて、どうにかいい方法が浮かんだので、今度はぼくが隣の部屋を訪ねることにしました。
 隣人はすぐに出てきました。
 そして、「ああ、さっきはあ、どうもお。ちょうどお、今からあ、書こうとお、思ってたあ、ところなんですう」と言いました。 
 やっぱり変なしゃべり方だなあと思いました。
 さっそく僕は、隣人に言いました。
「そうですか。それで、その約束の話の続きなんですけど、勝負に勝ってもぼくに何の得もないんだと、ぼくががんばる理由がないので、条件をつけてもいいですか?」
「何でしょうかあ?」
 ぼくは思い切って、さっき思いついた条件を切り出しました。
「ぼくは安月給で、貧乏なものですからね、一年分の家賃をかけて勝負するというのではどうでしょうか?」
 すると隣人は、「それはちょっとお、さすがにい、辛い条件、ですねえ・・・」
 と言いながら、腕を胸の前で組んで頭をひねりながら30秒ほど考え込んだあげく、「わかりましたあ。それでえ、いいでしょお」と、しぶしぶながらもその話を受け入れてくれました。
 「そうですか。これでぼくも頑張れます」と言うと、隣人は、「そのかわりい、絶対、あたくしもお、負けませんからねえ」と言いました。
 さてそんなわけで、ぼくにも頑張れる理由がめでたくできたわけです。
 部屋に戻るなり、気合を入れ直して再びノートに向かいましたが、それでもやはり、全く書くべき言葉が思い浮かびそうにありません。それもそのはずだ、とぼくは思いました。だってぼくは、小説なんか一度も書いたことがないのですから。しかしそうはいっても、一年分の家賃といったら30万円ですからね。ぼくの月給の2倍以上の大金が懸かっているわけです。それだけあれば、前から欲しいと思っていた新しい大型テレビやふかふかの綺麗な新しい布団が買えちゃうんです。何とか頑張りたいと思いました。すごいもんですね。お金が懸かってるだけで、こんなにやる気が出るものとは思いませんでした。さっきの約束は本当に名案だったと思いました。
 だけど書こうという気はあっても、書きたいものがなければ話になりません。まずは書き出す前に、書きたいものを見つけなくてはと考えました。でもその前に、小説ってどういうものなのかも考えなくちゃいけませんね。
そこでとりあえず、ぼくの記憶を総動員して、小説とは何なのかということを考えてみるところから始めることにしました。何となくはおぼろげながら想像はつくものの、それが文字で書かれたものだってことくらいしか、思い当たりません。
 だったら、まず手始めに、文字の勉強をすればいいかな、と思いつきました。
 小説どころか文章自体ほとんど書く必要のない生活を続けてきましたので、とにかく言葉をあまり多く知らないのです。しかも、ちょうど中学を卒業する15歳くらいまでの記憶が、あまりないのです。ふと気が付いたら、何の身分証になるものも持たずに新宿の路上で寝泊りしていたのです。自分の年齢も知らなかったのですが、路上暮らし仲間のおじさんたちに、「お前さんは大体、16歳くらいじゃろうね」とよく言われていたので、多分それくらいだったのでしょう。
 その後、1年くらいの間は、仲間のおじさんたちに教わって、電車の駅のホームにあるゴミ箱をあさって古雑誌を集め、それを駅前で100円で売っている人に引き取ってもらったり、手配士さんに連れられて工事現場なんかの日雇い仕事をもらったりして暮らしていました。 
 そしてある日、僕の働きぶりを、そこの親方に褒められたことがきっかけで、その親方の工場で働くことになったのです。自分の年もわからないようなぼくに、部屋まで貸してくれて働かせてくれるなんて、なんていい人だろうと思いました。
 工場には、いろんな国の人が働いています。なかには言葉の通じない人もいますが、みんな優しくていい人ばかりです。
 ここに来てから、もう4年くらいになりますから、多分ぼくは今、20歳くらいです。
 テレビを見ていると、20歳になると『成人式』というものをやってもらえるようなのですが、ぼくは親も産まれた場所もわからないので、それには行けませんでした。だけど、先月、工場の仲間が代わりに祝ってくれたので、嬉しかったです。誕生日もわからないので、親方と知り合った5月10日が、仮の誕生日ということになっているのです。
 そういえば隣人の仕事はきいたことがないのでよくわかりません。
 同じ工場で働いている可能性もありますが、工場の中で見かけたことはないので、多分違うのでしょう。このアパートは一部分の部屋だけを親方が借りているだけなので、工場の仲間以外の人も住んでいるんです。あと、新人賞に応募するくらいだから、小説家ではないことは確かでしょう。
 ああ、何だかまた、話がそれてしまっていますね。いけない、いけない。何をしようとしてたんでしたっけ?あ、文字の勉強でしたね。
 そういえば確か、親方に言葉の勉強をするようにと誕生日祝いに国語辞典をもらったことを思い出しました。あれはどこにしまったんだったけかな?
 ゴミだらけの部屋の中を探してみましたが、どこにもありません。押入れの中にも見当たらないので、台所を調べてみたところ、流し台の下の戸棚の中にあるのを発見しました。すっかり忘れていましたが、漬物石の代わりにしていたのです。半年くらいほったらかしだったもので、すっかりおしんこの臭いが移ってしまっています。もらった直後は興味もあって目を通していたのですが、そのうち面倒くさくなって枕にしてみたりして、でも硬過ぎて頭が痛くなってしまったので、これまた親方にもらったぬかみそがあったので、漬物石にしてしまっていたというわけなのです。
 国語辞典の名前は『広辞苑』ですが、なんて読むのかはぼくにはわかりません。でも辞書の名前なんて読めなくたって、小説は書けますよね、国語辞典が出てこない小説を書けばいいだけのことですから。こんなことを思いつくなんて、ぼくって意外と頭がいいのかもしれません。
 というわけで、この『広辞苑』とやらを読み進めることにしました。黒い表紙が何だかかっこよくて、いかにも頭が良くなりそうな感じです。そういえば、新宿には黒いスーツを着た頭のよさそうな人たちがたくさんいました。学生服も黒ですね。今度ぼくも黒い服を買ってこようかな、と思いました。そうすれば少しは、頭がよくなれるかもしれません。よく考えてみたら、ぼくは黒い服って一着も持ってないのです。工場で着る作業服は青色ですし。
 おっと、また余計なことを考えてしまいました。
 それにしてもこの「広辞苑」っていう国語辞典は、あまりにも分厚いので、全部読むのには相当時間がかかりそうです。かといって最初から読んでいったのでは、妙に国語辞典の最初の方に書いてある言葉ばかり知っていることのなって、片寄った言葉遣いしか出来なくなりそうなので、出だしの音ごとに2ページずつ読んでみることにしました。
 なるほど、言葉を覚えるのは楽しいものですね。
 少しずつ知っている言葉が増えていくのは、工場で新しい仕事の方法がどんどん身についていくのに似た、嬉しさがあります。それにしても、国語辞典を読むのって、最初から言葉の知識がないと無理みたいですね。読み進める間にもわからない言葉がたくさん出てくるので、結局予定の何倍ものページを読むことになってしまったようです。
 でもそのおかげで、かなりの言葉を覚えることができました。1ページ読むのに30分はかかるもので、今日は「広辞苑」を読むだけで終わってしまいました。
 すっかり疲れ果ててしまったので、小説を書くのは明日以降にすることにして、今日はもう、寝ることにします。
 おやすみなさい。

 結局、それからの6日間は、仕事で疲れてしまって小説を書くことはできませんでした。でも何とか、「広辞苑」のかなりのページを読み切りました。どうやっても全部は読めそうにないので、今日は6日ぶりの休日ということもあり、今度こそ小説に取り掛かることにしました。
 実はこの一週間というもの、毎朝、隣人がぼくの小説の進み具合を確かめに訪ねてきていたもので、うんざりしていたのです。ですから、どうにか少しでも書き進めて、早く隣人にそのことを伝えられるようになりたいのです。
 さてそんなわけで、6日ぶりにコタツの上にノートを置き、鉛筆を削って、小説の構想を練ることにしました。この「構想を練る」って言葉、かっこいいでしょ?「広辞苑」の872ページで見つけて、気に入ったのです。他にもたくさん、いいなと思える言葉があったので、それをそこかしこに散りばめて、いい小説を書きたいと考えているのです。ちなみにこの「そこかしこ」っていうのは、1508ページです。
 そんなわけでこうしてもう1時間以上、小説の構想を練っているのですが、やはり何も浮かびません。言葉を覚えただけでは駄目なのかもしれません。
 と、ここであることに気が付きました。
 そういえば、「広辞苑」で『小説』を調べてなかったのです! それをすればきっと、すごく役立つに違いありません。どうしてこのことに早く気が付かなかったのでしょう。

 しょう-せつ【小説】①[漢書芸文志「小説家者流、蓋出二於稗官一、街談巷語、道聴塗説者乃所レ造也」]市中の出来事や話題を記録したもの。稗史(はいし)。②(坪内逍遥によるnovelの訳語)文学の一形式。作者の想像力によって構想し、または事実を脚色する叙事文学。韻文形式だけでなく、語り手が物語るという形式からも自由となった、市民社会で成立した文学形式。古代における伝説・叙事詩、中世における物語などの系譜を受けつぎ、近代になって発達、詩に変わって文学の王座を占めるに至った。―・か【小説家】小説を創作する人。文士。作家。

 ぼくが最初何となく考えていたよりも、どうやら難しいもののようです。
 あまりにも意味がわからない部分はいいとして、「出来事や話題を記録したもの」というのはどうにか理解できます。でもこれだと、日記と変わらないですよね。わかりそうな部分だけ、さらに調べてみることにしました。それで「作者の想像力によって構想し、または事実を脚色する叙事文学。」の部分もわかってきました。本当は起きていないことを、勝手に考えて書いてもいいし、本当にあったことをおおげさに書いてもいいようです。
 『伝説』や『物語』も調べました。うちには小説の本は一冊もありませんが、ポルノ小説とかいうものが載っている、週刊誌ならあります。連続小説というものも、テレビで見たことがあります。それと同じようなことを、書けばいいのでしょう。それなら日記とは違いますね。
 で、何度も出てくる、「文学」というのは何でしょうか。これがわかれば、かなり小説のことが理解できそうです。でも何だか、長ったらしくてよくわかりません。どうやら、『言語』、つまり文字だけで書いたもののこと、ってことのようです。なるほど、小説のほかにも、詩歌とか戯曲なんてのも文学と呼ぶんですね。でも今ぼくが書かなくちゃいけないのは、小説だけですから、これはどうでもいいです。
 さてそうすると、家にある小説風のものを真似てみれば、今度こそ小説が書けるかもしれません。
 テレビを付けてみましたが、あいにく『連続小説』って番組はやってないようです。でもちょうど『にっぽん昔ばなし』というアニメが始まるところでした。これも作り話だから、多分、連続小説と似たようなものでしょう。
アニメを最後まで見終わりました。
 『桃太郎』の話でした。桃太郎は、本当の親も、本当の親の住んでいるところも知らないところが、少しぼくと似ているな、と思いました。これを真似て書いてみることにしようと考えましたが、でも全く同じだと、ただの桃太郎になってしまうので、ぼくの作り話にならないですよね。どうにかして、作り変えなくちゃいけません。
 そこでしばらくの間、うーんとうなりながら方法を考えていたところ、お便所に行きたくなってきました。
 うんこと一緒にいい考えもでてくてくれればなあと思いながら、今度はうんこを出すためにうなっていました。そして事を済まし、ぼくのうんこが水の力でお便器の底に流されて消えていくのを眺めていたところ、突然、名案が浮かんだのです! 本当にうんことともに、いい案が出てきてしまったのです!
 それは、『桃太郎』じゃなくて、『うんこ太郎』というお話にしようというものでした。桃太郎が川から流れてきたところと、ぼくのうんこがお便所の水に流されていくところが似ていると思ったからです。もしもこの、ぼくのうんこのなかに赤ん坊が入っていたとしたら、お便所の先の川で、それをおばあさんが拾うかもしれないと思ったのです。さっそくぼくは、桃太郎の話を思い出しながら、書いてみました。
 でもそれを読み返してみて、桃がうんこに変わっていても、やっぱりそれが桃太郎と殆ど一緒だと言うことに気が付きました。他に何か、この話に付け加えられないかと考えていたところ、さっき『広辞苑』で読んだ、「本当にあったことを大げさに書く」という方法のことを思い出しました。
 ぼくのこれまでの生い立ちを、この『うんこ太郎』に混ぜ合わせることで、ぼくなりの物語にできないものでしょうか。
 そこでぼくの記憶にある、道端暮らしの頃のことを考えてみました。
 そういえば、道端暮らしの仲間のおじさんたちが、自分の子供の頃の話をしている時、子供の頃のことを覚えていないぼくは、話に入れなくて、悲しかったものです。川に流される前に、うんこが当時のぼくのような生活をしていたことにしようと思いました。
 そしてどうにかこんな感じで、ぼくの小説は、始まることとなったのです。

     ぼくのしょうせつ【うんこたろう①】

  どうろのはしっこに、おおきなうんこが、おちていました。それは、すごくく
さい、うんこでした。うんこですから、くさいのはあたりまえのことのようです
が、でもちがうのです。ふつうのうんこなら、おべんじょでみずあらいされて、
きれいになれるものですが、このうんこのばあいは、みちばたにおいてけぼりに
されていたものですから、だれにもあらってもらえないのです。ですから、いえ
のおべんじょでうまれたうんこにくらべてみると、くさかった、ということなの
です。それはじぶんでもわかっていまたから、うんこはくさくてつらかったので
す。でもじぶんではどうにもできません。なにせうんこはうごくということがで
きませんでしたからね。あれ? そうすると、はなもないわけだから、じぶんの
においはわからないことになってしまいますね。でもこれは、ぼくのつくりばな
しのなかのうんこなので、いぬのようによくきく、りっぱなはなをもった、とく
べつなうんこだ、ということにしておきます。そしてこのうんこは、じぶんのお
かあさんもおとうさんもしりませんでしたので、とてもかなしいなと、いつもお
もっていました。それにじぶんがうんこだということも、いやでたまらなったの
です。ぼくがうんこじゃなかったら、いまごろいいにおいのするしあわせなくら
しをおくっていたことだろうと、かんがえていたのです。そんなあるひのことで
す。おおあめがふってきてどうろがみずびたしになり、うんこは、げすいどうに
ながされていったのです。ほかのうんこはみんな、みずにとけてしまって、うん
こではなくなってしまいましたが、そのうんこは、はながいいだけでなく、から
だもがんじょうにできている、やはりとくべつなうんこだったものですから、げ
すいどうにながされているあいだも、ずっとうんこのままでいられたのです。

どうにかここまで書いたものの、この先どうすればいいかわからなくなってしまいました。よく考えてみたら、桃太郎の場合なら、桃だったから、おばあさんに拾われたわけですけど、うんこなんて誰も拾うわけがないんですよね。
 そこでぼくは続きを書くのは一休みして、何かヒントにならないかと思い、工場の仲間がぼくの部屋に置き忘れていった週刊誌に載っている『ポルノ小説』を読んでみることにしました。
 それは、女の人とセックスをしたがっている男の人の物語でした。一冊しかないので、セックスがどいういうものなのかがわかりません。道端の仲間も、工場の仲間も、この『セックス』とやらをしたいという話をしているのは聞いたことがありましたが、何のことかわからないぼくは、聞き流していました。でも、小説を書くために、小説に書かれているようなことなら知っておいたほうがいいだろうと思い、また『広辞苑』で調べてみることにしました。

  セックス【sex】①性。性別。②性欲。性器。③性交。

 わからない言葉が多いので、それぞれ調べてみましたが、性別は男の人と女の人の違いのことで、性器は男の人と女の人とで形が違ってて、おしっこをするところです。それで最後の性交というのは、男と女でするものだ、ということがわかりました。でも何をどうすればいいのかは『広辞苑』には載っていません。書かれている順番どおりに、どういうことか考えてみることにしました。
 まずは、性別。性別をするって、どういうことでしょう?女の人なら女の人をする、男の人なら男の人をするってことかな? でもそれだったら、誰でも一人でできちゃいますよね。『ポルノ小説』に書いてあるセックスや、工場の仲間が言ってるのとはたぶん違いますね。女と一緒にしなきゃいけないって事ですから。性器も、一人で持っていられるものだから、これも違います。
 とにかく、女の人と一緒にやるものなのははっきりしていますから、ぼくと一緒にセックスしてくれる女の人を見つけなければいけないですね。
 でも今日はもう疲れていたので、それは来週の仕事が休みの日に試してみることに決めました。

   第2章【セックスなんて、うんざりだ。】

 というわけで、次の休日、僕は女の人がたくさんいる新宿に行くことにしました。電車を降り改札を抜けて、駅前の広場に出たところで、ちょうどぼくの正面にいた、赤いワンピースを着た5才くらいの女の子と、目が合いました。女の子は、にこやかにぼくに笑いかけてきましたので、この子なら頼みを聞いてくれるかもしれない、と思い、思い切って声をかけてみることにしました。
「おじょうちゃん、僕とセックスしてくれないかな?」
 すると女の子は、まん丸の大きな目をぱちくりさせながら、少し離れた場所でおばあさんと話をしている、その子のお母さんらしき女の人のところへ、走っていきました。
 女の子は、「ママ~、セックスって何?」と聞きました。
 お母さんは眉をひそめて怒ったような顔つきで言いました。
「リョウコちゃん、なにそれ? どこでそんな言葉覚えたの!?」
「向こうにいるお兄ちゃんがいってた。リョウコとセックスしようだって」
 それを聞いてお母さんはさらに怖い目つきになって、ぼくをにらみつけました。
 ぼくはお母さんの機嫌を損ねないようにと、できる限りの笑顔を作りながら、歩み寄っていきました。
 そしてもしかすると、娘さんとセックスするのはまずいのかなと思い、「お母さんのほうでもいいんですよ。今すぐここで、ぼくとセックスしてほしいいんです」といいました。
 するとお母さんは、すごい勢いで娘さんを抱きかかえ、「こっちにこないで! 気持ち悪い!」と叫びながら、遠くへ逃げていってしまったのです。
 ぼくは『気持ち悪い』と言われて、すごく嫌な気分になり、今日はもう帰ろうかと思いましたが、隣人との約束の大金のことを思い出し、せっかくここまで来たのだから、いい小説を書くために頑張ろう、と思い直しました。
 そして今度は、ぼくの目の前にひとり取り残されていたおばあさんに、話を持ちかけてみました。
 おばあさんは逃げていった二人のほうを向いて、「待っとくれ~」といいながら、もたもたと後を追いかけようとしているので、早く声をかけなくちゃと思いました。
「おばあさんとでもいいです。おばあさん、お願いですから、ぼくにセックスを教えて下さい!」
 ぼくは今度は、その場に手を付いて土下座しながら言いました。
 するとおばあさんは立ち止まり、「あんれま~、どうしまひょ。きもつはうれすぃーけんどもねえ。この年じゃ、いくらなんでも無理だわ。あはははは」と言いました。
 それを聞いて、ぼくは、セックスできる年齢とできない年齢があることを知りました。
 そこで今度は、「そうですか。おばあさんの年では、セックスできないんですね。何歳ならいいんでしょうか?」と聞いてみました。
「そったらことも知らんのかえ? けったいな若人だなや。まんず、子供やお年寄りでなけえば平気だろうがよ。それより、やらしてくれる相手はそう簡単にはみつかんねえべ。てっとりばやく、風俗にでも行けばよかんべ」
「風俗ですか? そこでセックスしてもらえるんですか?」
「んだんだ」
「風俗はどこにありますか?」
「そんだねえ……」
 おばあさんが風俗の場所を教えてくれようとしたところで、さっきの女の子のお母さんが、おまわりさんを連れてやってきたのが見えました。
 おまわりさんは、ぼくの姿を見るなり、こちらへ向って走り寄ってきました。
 さあ、大変なことになりました。道端暮らしの頃、おまわりさんが近寄って来たら、逃げるようにと仲間から教わっていたことを思い出したのです。
 ぼくは力の限りに走りながら、逃げ出しました。
 それからどのくらい経ったのでしょうか。
 今まで来たことのない場所に着いていました。
 あまり人のいない公園のような場所でした。おまわりさんも、もう見当たりませんでしたので、ぼくは足を止め、近くにあったガードレールに腰掛けて、少し休むことにしました。
 近くにあったゴミ箱の中に捨てられた雑誌の表紙が目に留まりました。
 そこには『ぼくらのセックス大特集号』と書かれていたのです!
 なんていいタイミングなのでしょう! とぼくは思いながら、その雑誌をゴミ箱から取り出して、読み始めました。
 裸の女の人の写真が、いっぱい載っています。
 読んでいるうちに、セックスとは裸でやるものらしいことがわかりました。だけどまだ、具体的なことは少ししかわかりません。裸の体を舐めあったり、唇同士を合わせたりするらしいことはわかりましたが、色々ありすぎて、どのことをセックスというのか、いまいちよくわかりません。どうやらセックスも文学と同じように、難しいもののように思えてきました。
 こうして何分かの間、雑誌の内容に夢中になっていたところ、ふと、隣に人の気配を感じて、そっちの方向に目を向けました。
 いつのまにかそこには、分厚い靴下と、ものすごく短いスカートを履いた、茶色い髪の女子学生らしき女の人が座っていたのです。
 そしてぼくがそちらを見た途端に、話しかけてきました。
「やっぱ、ミクが思った通り! ヒライケンにチョー似てる!」
「はあ。そうなんですか?」
「マジよ、マジ。うれしくない?」
 ぼくは変なしゃべりかただな、と思いました。言葉を強くする部分が、ぼくや工場の仲間と派明らかに違うのです。
「ヒライケン……って人、知らないですから」
「うそ~? いま売れてんじゃん。よく言われない?」
「言われたことないです」
 そういえば、テレビでこういう話し方をする女の人を見たことがあるな、と思い出しました。服装の感じも同じなので、多分、ジョシコウセイとかいう種類の人なのでしょう。
 そういえば、ジョシコウセイは子供じゃないって話も、テレビで聞いたことがあります。でも大人でもないんだったかな?
 だけどとりあえず子供ではないのだから、大丈夫だろうと思いました。でもお年寄りだったらまずいので、一応それだけは確認しとこうかと思いました。
「あの、あなたはお年寄りではないんですよね」
「なにそれ?持ちネタ? 真顔で言うから、チョーうけるんだけど。このひと面白すぎー」
「いやあの、本気で聞いてんですけど」
「ぎゃははははは! まだ言ってるし。あんたボケの才能あるよ。ミク、ボケキャラの人、大好きなんだ」
「ではぼくとセックスして下さるのでしょうか?」
「あんた面白いから気に入った! うん、いいよ。セックスしよ」
 何だか知らないけど、気に入られたようです。でもまだ、はっきりしないことがあります。
「で、本当にお年寄りじゃないんですよ?」
「あたりまえっしょ! もういいから、普通にしてて。でもそういうシツコイ人もミク好みだから、ゆるしたげるけどね。ミクって優しいっしょ?」
「そうですね。いい人だと思います」
「そんな改まった言い方されると、てれちゃうって。タメ語でいいよ」
「タメ語ってなんですか?」
「タメ語も知らないの? あんた若そうに見えけど、本当はいくつよ?」
 ぼくは自分の本当の年齢を知らないので、どきっとしてしまいましたが、そのことを言うと、セックスしてもらえなくなるのかもしれないと思い、「20歳になったばかりです」と答えました。
「ふ~ん。それら普通は知ってるはずだけど……。あ! わかった! あんたキコクシジョでしょ? 濃い顔してるし」
 キコクシジョ……帰国子女のことでしょうか? これは偶然、『広辞苑』で読んで知っていました。外国に長いこと住んでいて、元の国に帰ってきた人のことです。ぼくの場合は外国にいたわけではないけど、子供の頃の記憶がないわけですから、「そんなようなものです」と答えることにしました。
「へえ。マジで? だったら言葉知らなくてもしょうがないって感じ。あのね、タメ語って、なんていえばいいかな、丁寧じゃない言葉づかいのことだよ」
「丁寧じゃない言葉づかいですか?」
「乱暴な言葉づかい、でもいいかも。年下の人に話すような感じの」
 親方がぼくらに話しかけるときの言葉遣いを、思い出してみました。
「おう! てめえら、調子はどうだ?」
「そう! そんな感じ! いいじゃんいいじゃん! 男らしくって。そのしゃべり方で、ミクにも話してかけてみてよ」
「おう! ミク、調子はどうだい?」
「ちょっと時代劇入ってるっぽいけど、上出来。ほかにもわからない言葉があったら、いつでも教えたげる」
「そうかそうか。そりゃありがてえ話だな」
 そんな会話を続けながらも、ぼくは内心、ミクがお年寄りじゃなくてほっとしていました。
 これであとは、セックスするだけです。
「よし、それじゃあよ、ミク、今すぐここで、ぼくとセックスしようぜ!」
「へ? 突然、なにゆってんの? それってバカすぎー! ぎゃはははは! 人がいっぱいいるのにここでなんてできるわけないっつうの! 露出モノのAVかっつうの! やっぱあんた面白すぎー。ぎゃはははは」
 「人がいる場所じゃ駄目かい? そういうもんかよ。世の中には、オレの知らないことがたくさんあるもんなんだな」
 ぼくは、親方のしゃべり方を真似るのが、なんだか面白くなってきました。自分のことも『ぼく』じゃなくて、親方と同じに『オレ』と呼ぶことにしてみました。
「なになになに、あんた山奥からでも出てきてるわけ~? 普通それくらいわかるってば」
「東京産まれの東京暮らしさ。ところがだな、中学までの記憶がねえしよ、同年代の友達もいねえから、知らねえことだらけなんだ」
「ほえ~。そんな変わった人初めてだよ! 中学までの記憶がないって、なんかドラマの主人みたいでイケてるかも~!」
「で、どこでならセックスできるんだ?」
「普通はラブホとか行くんだけど、そんなお金あったらミクに貢いでほしいから~、公園の藪の中とかでいいよ~」
「お金? お金を払うのか」
「だって~恋人同士じゃないんだから~ただでやるわけないし~当然っしょ?」
「そういうものなのか。よしわかった、お金は払うからよ、公園でオレと一緒にセックスしよう」
 するとミクが、「ところで、ゴム持ってる?」と聞いてきたので、ポケットの中に入っていたゴム製の指サックをとりだしました。仕事でつかっているので。
「ぎゃはははははは~! 今度はそうくるか! マジあんた、お笑いやりなよ~」
「これじゃ駄目なのか。でも、これしかもってないんだ」
「しょうがないなあ、じゃあ、ミクの持ってるの使うからいいよ」
 そしてぼくはミクと一緒に、近くにあった藪の中へ入りました。
 ミクは、ぼくに抱きつきながら、ぼくの唇に唇を付けてきました。
 ミクの茶色い髪が、ぼくの鼻先に触れました。果物のような、いいにおいがしました。
「ねえ、口あけてよ」とミクが言うので口を開きました。
 するとミクが、ぼくの口の中に舌を入れてきたので、ぼくはびっくりして口を閉じました。とっさのことだったので、ミクの舌を噛んでしまいました。
「イタイ! なにすんの~!?」
「いや、ごめん。ついびっくりしちゃって」 
「もしかしてあんた、キスもしたことないわけ?」 
「ないよ。女の人と話すのもかなり久しぶりだし」 
「へえ。ウブなんだあ。20歳でしょ~? 顔もイケてんのに、親が厳しかったのかな?何かそれって、貴重かも~。じゃあね、ミクが色々教えてあげるから、大人しく言うとおりにするんだよ?」 
「ああ、わかった」
 ミクはまた、ぼくの口の中に舌を入れてきました。
 なんだか不思議な感触です。
「あんたも、ミクと同じように、舌を動かしてよ」と言われたので、その通りにしました。
 そうこうするうちに、ミクはぼくの服を脱がし始め、とうとうパンツまで下ろしてしまいました。
 そしておもむろに、ぼくのおちんちんをくわえたのです!
「汚いよ、そんなことしちゃ!そこはおしっこがでるところだ」
「いいからいいから、黙ってて」
 と言われ、そのままにしていたら、なんだか、気持ちよくなってきました。
「ミクのも舐めて」と言うので、ミクのパンツを脱がしました。
 ミクはぼくの顔の方に性器を向けました。そこには、ぼくや工場の仲間のようなおちんちんではなく、複雑な形をした筋のようなものがありました。『広辞苑』で男の人と女の人の性器というものが違うものであるらしいことは知りましたが、こうして間近に見るのははじめてなので、しばらく見入っていました。
 なんだか、貝の中身に似ているなと思いました。
 ミクが、「早く舐めてよ~」というので、舐めてみることにしました。
 しょっぱくって、味も貝のようだと思いました。
 必死で舐めているうちに、ねばっこい液がどんどんあふれ出してきました。
 ミクは、ぼくのおちんちんから口を離し、ぼくをひざ立ちにさせました。
 ぼくのおちんちんは、ちょうど朝、起きたときのように、硬く大きくなっていました。
 そしてミクは、カバンの中から、ふくらませる前の風船、のようなものを取り出してみせました。
「それがゴム?」 
「うん。ミクが口でつけたげる」
 と言って、ミクはそのゴムとやらを口に入れて器用に、ぼくのおちんちんに付けました。
「それにしても、あんたのおちんちん、チョーでかいよね」
「そうなのかな?」
「そうだよ~。ミクが今まで見た中で、一番おっきいよ。こんなの入るかな?」
「入る?」
「だから、ミクのここに、だよ」
 と言ってミクは、左手でミクの性器の筋を広げました。そこには深い穴が開いていました。 
「うわ~。そうなってるんだ……。で、そこに、入れる?」
「そうだよ。早くあんたのおちんちん、入れて!」
「そうなんだ?」
 ぼくはミクの性器の穴の中に、ぼくのおちんちんを入れました。
 なんだかやわらくて、これまた不思議な感触です。
「で、おちんちんがおまんこから抜けないようにして、腰を前後に動かすの」
「おまんこ?」
「そっか、それも知らないんだ? 面白いね。おまんこってのは、ここのことだよ」
 と言って、ミクは自分の穴を指差しました。
「そうなんだ? 国語辞典には載ってなかったから、なんていうのか、ずっと気になってたんだ」
「ぎゃははははは。ま~た変なこと言ってるし。まあいいから、腰動かしてよ」
 ぼくは腰を動かし始めました。
 なんだか、とても気持ちがいいです。
 ミクの息が、スポーツをしている時のように、荒くなってきました。
 ぼくの息も同じようになってきました。
 突然、「ああ~ん! いいっ!すごくいい! こんなの初めて~!」とミクが言ったので、「な、何が、初めて?」と聞きました。
「……こ……こんな! ……おっきい……の! ……初めて……なの!アア~ン!」 
 なんだか、苦しそうです。
「だ……大丈夫?」
「……なにがあ!?」
「な……なんか、苦しそうだから……」
「ンフッ……ち……ちがうの! 気持ち……いいいいのお!」
 よかった。苦しいんじゃないようです。ぼくと同じように、ミクも気持ちいいのでした。
 そしてしばらく腰を動かし続けていたところ、急におしっこが出そうな感じになってきました。なんだか、今すぐにでも出ちゃいそうな感じです。
 声を出すとおしっこも一緒に出てしまいそうなので、「……出そう。どうしよ……?」と、何とか必死に言いました。
「……ゴム……してるからあ! いいよ。出して……!」
 本当にいいのかな? と思いましたが、ミクはおちんちんを抜いていいとは言っていないので、思い切ってそのまま、おしっこをしちゃうことにしました。
「ううう……っ!」
 ぼくは声を出しながら、おしっこをしました。
 その瞬間に、いままでとは比べものにならない、不思議な気持ちよさを覚えました。
 でもなんだか、普段おしっこする時とは、どうも感覚が違うようです。
「……いいよ、もう、抜いて」
 とミクが言ったので、おちんちんをおまんこの穴から抜きました。
 おちんちんは柔らかくなって、しぼんでいました。
 その後しばらく、草の上に寝そべったままだったミクは、ゆっくりと立ち上がり、ぼくのおちんちんにかぶせていたゴムをはずしました。
 するとなんだか、ぼくのおちんちんの先に、白い液が着いているのに気が付きました!
 ウミか!?
 ぼくは病気なのか?
 と思い、あぜんとしていると、ミクはゴムの中にたまっていたものを自分の手の平の上に垂らしました。 
 それもやはり、大量のウミのようなものでした!
 ミクは、それを載せた手の平に唇を近づけ、あろうことか、おソバのようにズルズルと音を立てて、それを飲み込んでしまったのです!
 これには、あきれてしまいました。
「……ミク、膿を飲み込むなんて不衛生すぎるよ! いくらなんでもやりすぎだよ!」
 するとミクは、平然とした様子で、こう答えましたました。
「あ~そっか、これも知らないんだ?これはね、セイシだよ」
「セイシ?」
「うん。赤ちゃんのできるモトの、片割れ」
「赤ちゃんだって?」
「ぎゃはははは。何かまるであんたって、小学生みたいだよね。セックスすると赤ちゃん出来るの、知らなかったの?」
「何だって? ……すると、ぼくらの赤ちゃんが産まれるのか?」
「まさか~。今はゴムしてたから平気だよ。おまんこにセイシが入っちゃうと、赤ちゃんができちゃうんだよ」
「……そうだったのか……すると、おちんちんをおまんこに入れるのが、セックスってこと?」
「そうだよ」
 そうだったのです!
 こうしてぼくはやっと、セックスというものを知ることができたのです!
 でも、どうしてミクは、その赤ちゃんのモトであるセイシを、おソバのようにすすったりしたのでしょうか?
 それを聞いてみると、「あんたのこと気に入ったからだよ。これはミクなりのあんたへの愛情表現なんだよ」とミクは答えました。
「セイシを飲み込むことが俺への愛情表現?」
「そうだよ」
 ぼくは、セックスとともに愛情というものまでも覚えることが出来たってことです。セックスして、本当によかったと思いました。気持ちのいいものだという事も、わかりましたし。でも色々と覚えることもたくさんあってすごく疲れるものだったので、もう、うんざりだ、とも思いました。
「そういえば、お金払うんだっけ?」
「あ~そうだっけ?でもいいよ。気持ちよかったから」
「でも悪いよ。普通は払うものなんだろ?」
「そんなことないって。ミクもあんたのこと、気に入ったんだから」
「そういう場合には、払わなくていいのか?」
「そうだよ。その代わり、また会おうね。約束だよ」
 そういってミクは、携帯電話の番号を書いたメモをくれました。ぼくの部屋には電話がないので、工場の電話番号をかわりに教えました。
 帰りの電車の中で、ぼくは今日覚えたことを活かして小説の続きを書こうと思い、構想を練っていました。
 そして家に着くなり、鉛筆を走らせました。

    ぼくのしょうせつ【うんこたろう②】

   げすいどうをながれていたうんこに、てんから、しろいうみのようなものが、
ふりそそいできました。それはだれかの『せいし』でした。たぶん、このげすい
どうのうえで、だれかが『せっくす』をしていたのでしょう。それからしばらく
して、がんじょうなうんこのなかに、あかちゃんができました。じつは、うんこ
はおんなのひとからうまれたものだったからです。おんなのひとの『おまんこ』
と『おしり』は、ちかいところにあるので、うんこがうまれたときに、おんなの
ひとのなかのあかちゃんのもとも、まじっていたのです。こうして、なかにあか
ちゃんがはいったとくべつなうんこは、げすいどうから、かわへとながれていき
ました。

 ――ここでまた、続きが書けなくなってしまいました。
 どうにかうんこから赤ちゃんが産まれる話にはできましたが、それでもやっぱり、うんこを拾う人がいるわけがないのには変わりありません。
今日はここまでにしようと思いました。そしてまだ寝るには早いので、さっき新宿で拾ってきた雑誌を読み始めました。セックスのほかにも、何かためになることが書いてあるかもしれない、と思ったからです。
 しばらく読み進めているうちに、気になる記事が見つかりました。
 それは、『小説家・武者小路実篤の代表作「愛と死」、「友情」に学ぼう!』というものでした。
 「友情」とは、友達を愛することだそうです。異性同士の愛情は恋愛で、同性同士の愛情は友情と呼ぶことが多いのだそうです。異性同士でも友情は芽生えるけれど、それは難しいとも書いてあります。そして最後に、親友との友情を深めることによって、豊かな人生を送れるのです、となっているので、多分、友情は大切なものなのだろうと思いました。そしてぼくには、仕事の仲間はいるけれど、友達とか親友というものがないということにも気が付きました。
 そういったわけで、異性との愛情である恋愛は、さっきミクに教えてもらいましたので、今度の休みの日には、親友を探しに行こう、と決めました。

   第3章【友情なんて、うんざりだ。】

 今回の休日もまた、新宿にやってきました。
 前回のセックスと同じように、だれでもいいから急に友達になって、と頼んでも駄目だろうと思い、今日は作戦を練ってきたのです。
 広場のベンチに座っている、僕と年の近そうな男の人に声をかけてみることにしました。
「よお! お前のウミ……いや、セイシを飲んであげるから、親友になってくれよ!」
 先週、ミクに教わったように、愛情をしめすために、タメ語を使ってみました。
 ところが男の人は、身震いしながら、「いやいや、遠慮しときます!」とだけ言い残し、遠くへ逃げてしまいました。
 おかしいなあ、と思いながら、近くにいた何人かに同じことを言ってみたのですが、全員、逃げてしまいました。
 中には、先週はなしかけた女の子のお母さんのように、「気持ち悪いから、近づかないでくれ!」という人もいて、またまたやる気がなくなってきました。
 しかしぼくがそうして色々な男に話しかけているのを近くで見ていた男の人がいまして、その人にも話しかけようかどうしようかと迷っていたところ、向こうから逆に、ぼくに話しかけてきてくれたのです。
 黒いスーツを着ていて、坊主頭で口ひげを生やし、赤いふちのメガネをかけた、頭のよさそうな白人さんです。
「わたしはジョンというものだがね、近くにいたもので、君の話が耳に入ったんだよ。つまり君の親友になるという約束をすれば、私の精子を飲んでくれるということでいいのかね?」
「ああ! その通りさ!」
 ぼくは元気よく、いいました。
「そうかそうか。私のを飲んでくれるなら、そんなのはお安い御用さ」
「本当かい? じゃあ、どこで飲もうか?」
 と聞くと、ジョンはぼくを路地裏に連れて行きました。
 ぼくはこの前のミクとのやりとりを思い出しながら、「ゴムはないのかい?」といいました。
 「ないぞ。なんだ、ゴムフェラなのか? 飲んでくれるってことは、生でしゃぶってくれるんだと思っていたのだが」
 ジョンの言ってることがよくわからないので、「ゴムフェラ……って何だい?」と聞くと、「ゴムをつけておちんちんをしゃぶることだ」と教えてくれました。
 ぼくはそれを聞いて、やっと意味がわかりました。
 精子はおちんちんをこすっていると出てくるものだから、ミクがやっていたように、ぼくがジョンのおちんちんをしゃぶればいいということなのでしょう。今日はセックスをするわけじゃないから、ゴムはいらないんですね。
 そんなわけで、ぼくはジョンのおちんちんを舐め始めました。
 ミクの舐め方を思い出しながら、続けました。
 これはこれで、セックスとはまた違った面白い感触です。ミクのおまんこを舐めた時は、やわらかかったけど、気持ちい時のおちんちんは、硬いですからね。でも味は、似たようなものかな、と思いました。
 しばらくしゃぶり続けていると、ジョンが、「もっと早く、頭を動かしてくれ!」というので、その通りにしました。ここだけは、セックスと同じなのですね。
 そのうちジョンは、ぼくの頭を自分の両手で持って、自分でぼくの頭を動かし始めました。おちんちんの先がのどの奥に当って、ちょっと苦しいな、と思いましたが、我慢していました。
「ううう……で、出るよ!」とジョンが叫び、いったんおちんちんをぼくの口から離して、ぼくの舌の上に、たくさんの精子を出しました。
なんだか生臭くて、ねばねばしています。嫌な味だなと思いながらも、ぼくはそれを全部、飲み込みました。
そして、ミクが言っていたことの意味を理解したのです。こんなおいしくないものを、我慢して飲むから、愛情がないとできないってことなのでしょう。
 ジョンはすっかり満足そうにしながら、おちんちんをしまいました。
「これで、オレの親友になってくれるんだよな?」
僕は念のために訊いてみました。
「ああ、当然だとも。またしゃぶってもらえるのかな?」
「親友になってくれるのなら、いつでも何度でも、しゃぶるさ」
 するとジョンは、スーツの内ポケットから一万円札を取り出し、「あげるよ」と言ったのです。
 ぼくは、ミクがお金を受け取らなかったことを思い出し、「いいよ。だってオレたちはもう、親友同士なんだぜ」と言いました。
 ジョンは、「そうか。君は素晴らしい人だ」と言いながら、お札をしまいました。
 そして、こう続けました。
「君は体格もいいし、とても素直だ。大変気にいった。君さえ良ければ、いくらでも親友を紹介してあげられるんだが、どうかな?」
 それは願ってもない提案でしたので、ぼくは、「是非とも、お願いしたいものだ」と言いました。
 こうしてぼくは、ジョンのかっこいい黒塗りのベンツに乗せられて、パーティー会場へとやってきました。
 会場に入るのに必要だからといってジョンがくれた券には、『Drug & Gay Party』と書いてありましたが、ぼくは英語が読めないので、意味はわかりませんでした。
 倉庫のような何の飾りも看板もついていないコンクリートの建物の通用口をくぐりぬけ、薄暗い地下へと続く長い階段を降りると、そこにはとてもきれいな七色の照明に照らされたパーティーの会場がありました。
 さっきジョンからもらった券の切り取り線から半分を、会場の入り口に立っていた黒人の男の人に渡しました。その黒人さんはまるで爆発に巻き込まれたかのような大きな髪形をしています。深夜のテレビに出ていた白いピチピチの洋服を着て踊りながら歌う黒人さんによく似ているな、と思いました。ジョンはその男の人と抱き合いながら、キスをしています。男同士でもするものなのですね。
 ジョンが会場の奥へと歩いていくと、色々な人が話しかけてきました。日本人は少ないようです。それもあってなのか、ジョンの後ろをついて歩くぼくを、みんながじろじろと見ています。
 そしてジョンが、ぼくに会場の真ん中にあるステージの上に立つように言いましたので、その通りにすると、ジョンは僕の隣に立ち、マイクを使って話しはじめました。
「パーティーにお越しの皆さん、今日は本当にありがとう! 私はここのオーナーである、ジョンです! 今日は皆様の親友になりたいという日本の若者をゲストとしてお招きしました! なんとその代わりに、みなさんのおちんちんをしゃぶって精子を飲んでくれるんだそうです! この素晴らしいナイスガイ君に、盛大な拍手をお送り下さいませ!」
 割れるような拍手が、ぼくに向けられました。
「さあ、ここにいるみんなが君の親友になってくれるからね。思う存分、みんなのおちんちんをしゃぶり、精子を飲んでやってくれ」
 すごいことです。ここには100人以上の人がいるようですから、うまく頑張れば、今日一日だけで100人の親友ができてしまうわけです。
 次々に会場の人々がステージに上がってきたので、ひとりずつ、時には2人同時に、おちんちんをしゃぶり、精子を飲んでいきました。
 半分くらいの人のものを飲んだ頃には、あごが痛くなり、お腹の中も変な感じでしたが、ぼくがステージにいるあいだ、まるで芸能人かのように、写真もたくさん撮られましたし、ビデオも廻っていましたから、みんなの期待にどうにか応えようと頑張って、とうとう、全員分の精子を飲み終えたのです!
「よくやった! 感動した!」
 といって、いつの間にか用意してくれていた豪華な花束をジョンがぼくに渡してくれました。
「今日から私たち全員が、君の親友だよ!」
 またまた場内に拍手の渦が巻き起こりました。ぼくはうれしくなって、涙が出てきました。こんなにぼくが注目されるなんて、多分、生まれてはじめてのことだろうと思ったからです。
 そしてぼくがステージから降りた、その時です!
 入り口の方から、大勢の足音が聞こえてきたかと思うと、「動くな!」という声がして、武装して拳銃を構えた、たくさんの警官が一斉に飛び出してきたのです!
 それまでうるさかった会場は一気に静かになりました。
「全員、その場で手を挙げろ!麻薬不法所持の現行犯で逮捕する!」と警察官のうちのひとりが言うと、会場の全員が手を挙げました。
 ぼくも手を挙げました。警察官が、少しずつ動き出し、ぼくの親友になってくれた男の人たちに、次々と手錠を かけていきます。
 するとそのうちの一人が、手錠をかけようとしていた警察官の手を振り払って拳銃を奪い、警察官の頭を殴りつけました。
 殴られた警察官は、その場に倒れ、その人は奪った拳銃を周りにいた警察官に向けたのです。
 その瞬間、何人かの警察官がその人に向けて、銃を発射しました。
 その人はまたたく間に血まみれになって、倒れました。
 そこから先は、本当になにがなんだか訳がわかりませんでした。
 手を挙げていたうちの何人かが、やはり銃を取り出して、いつのまにか警察官との激しい銃撃戦が始まっていました。
 血しぶきと悲鳴が飛び交う中、ジョンがぼくに、隠してあった裏口から逃げるようにと、指示しました。
「ジョンはどうするんだ!?」
「私はもう少し、ここで粘る。責任者だからな」
「そんな、ジョンを置いて逃げるわけにはいかない!」
「何を言ってるんだ、私は君の親友じゃないか。君を逃がしてやるのが、私の務めなんだよ」
 ジョンは、ぼくのシャツの襟元ををつかんで、ぼくの体を壁に投げつけました。
 ぼくの体がカベにあたると、カベが回転ドアのようになっていて、気が付くとぼくは、カベの向こう側にいました。ジョンのことが気になったので、戻ろうとしましたが、ドアはびくとも動きません。どうやらこちらからは開かないようになってるみたいです。
 暗い通路を歩き続けていると、光が見えてみました。出てみるとそこは、新宿の駅前でした。
 ぼくは後から誰かがこの通路を通って出てくるかもしれないと思い、何時間か出口のところで待っていたのですが、いくら待っても、誰も出てきませんでした。多分、あの隠しドアは、一回しか開かないようになっていたのでしょう。
 しょうがないので、ぼくはジョンが無事だといいなと考えながらも、家に帰りました。
 そしてその日の夜、テレビを見ていると、ニュースで、ジョンを含めた会場の全員が、射殺されてしまった事を知りました。
 せっかく、親友になってくれたというのに、みんな死んでしまったのです。
 ぼくは、親友なんか、もううんざりだ。たとえ死んでしまったとはいえ、確かに今日、ぼくには100人以上の親友ができたのですから、これで十分だ、と思いました。
 今日の出来事を参考にして、小説の続きを書こうかと思いましたが、なんだかそんな気にもなれないので、それはやめました。

   第4章【読書なんて、うんざりだ。】

 ジョンの事件があってからというもの、ぼくはそれ以上、小説を書こうという気になれませんでした。
 そんな状態のまま、1ヶ月が過ぎようとしていました。
 やっぱり、親友って、大切なものだったんだな、と思いました。
 そういえば、工場に何度か、ミクからの電話が入っていました。だけど、ぼくはなんだか、こんな落ち込んだ状態で会っても、ミクをがっかりさせてしまうかもと思い、会う約束を断り続けていたのです。
 そしてそれから何度目かの休日の、午前中のことです。
 このところ毎日やっていたらすっかり趣味のようになってしまっていた『広辞苑』の読書をしていたところ、呼び鈴が鳴りましたので、また隣人が小説の進み具合を聞きに来たのだと思い、ドアの外を見ると、そこにはなんと、ミクの姿がありました。
 住所なんて教えてなかったはずなのにと思いながらも、ドアを開けると、ミクはぼくに抱きついてきました。
「全然会ってくれないから、ミクのこと、嫌いになったんだと思って、心配してたんだからあ!」
 涙声でそういうもので、ぼくは、
「ごめん。そういうつもりじゃなかったんだ」
 と言いました。
 そして、隣人と勝負をすることになり、その小説を書き進めるための勉強をしようと思って色々と試していたところ、ミクと会い、ジョンと出会い、そしてジョンたちが死んでから、ぼくは落ち込んでしまって、小説も手につかなくなってしまったんだということを洗いざらい、話しました。
 ミクはぼくの話を聞いた後、しばらく黙っていましたが、
「その小説って、これのことだよね?」
 といって、コタツの上に置きっぱなしのまま、ここ1ヶ月以上、手付かずだったノートを手に取りました。
「ああ。そうさ」
「読んでもいい?」
「いいよ」
 ミクは、ぼくの小説を読み始めました。
 考えてみたら、僕以外の人がこれを読むのは、はじめてのことです。
 なんだか恥ずかしくなってきたので、、何も気にしていないふりをして、ぼくはテレビを付けて、興味のない料理番組を見ていました。
「いいじゃん、これ」
 と、ミクが突然、言いました。読み終えたようです。
「そうかな?」
 ぼくは照れくさそうに答えました。
「文学とかのことはよくわかんないんだけど、ミクはこの小説、すごく気に入ったよ。さっすが、あんた、ミクが見込んだ男だけのことはあるじゃん」
「あんまりほめないでくれよ。恥ずかしいから」
「でも別にお世辞とかじゃないよ~。本気なんだから~。早く続きが読みた~い!」
 そんな風にしてミクに小説の続きをせがまれているうちに、何だかぼくはまた、頑張ってみようかな、という気になってきました。
「おう! わかったよ。頑張って続きを書くよ」
「本当に~? あんたが小説家とかになったらさ、マジうれしいかも」
「そうなの?」
「うん。だって小説家って、かっこいいじゃん」
「そうか、小説家って、かっこいいんだ?」
「そうだよ。だから頑張ってね。……あ! ちょっと聞いていい?」
「なに?」
「締め切っていつ?」
「締め切り? なにそれ?」
「なにそれって、だってこの小説、新人賞に応募するんでしょ? だったら、いつまでに出さなきゃいけないって決まりがあるんじゃないの?」
「そんなものがあるのか?」
 ぼくは、隣人からそういったことは何も聞いていなかったので、まずいなと思いました。
「とりあえず、隣のヤツも出してないみたいだから、まだ大丈夫さ。だけど、それは聞いておかないとな。ほかにも知らなきゃいけないことってあるかな?」
「あと、枚数とかは?」
「それにも決まりがあるのか?」
「ミクに聞かれても困るよ。隣の人に聞いたら」
「わかった、そうするよ」
 ぼくは隣の部屋の呼び鈴を鳴らしてみました。
 隣人はすぐに出てきました。
「あららあ、こんにちはあ。めずらしいい、もんです、ねええ。あなたのほうからあ、やってきてくれるなんてえ、ほんとお、久々でしょお?」
「そうですね。それでですね、小説のことで、聞きたいことがあるんです」
「そうおですかあ。よかったあ、よかったあ。ここんところお、小説の話をしてもお、全然、聞いてくれなかったでしょお。もう、書く気があ、ないんだとお、思ってましたよお」
「ついさっきまで、そうだったんですけど、もう一度、頑張ってみようと思ったんです」
「ははあ。いま来てるう、女の子にい、ほめられたからあ、でしょう?」
「何でそんなこと、知ってるんですか?」
「そらあ、こんなあ、ボロアパートお、ですからねえ声がア、聞こえてえ、きたんですよお」
「そうですか。……まあ、あなたの言うとおりですよ。それで、小説の枚数と、締め切りの決まりって、あるんでしょうか?」
「あれえ? ゆってなかったですかあ?」
「はい。聞いてません」
「そうおですかあ。あのねえ、枚数はあ、400字詰めでえ、100枚でえ、締め切りはあ、2ヵ月後、ですよお」
「そうですか。ありがとうございます」
 ぼくは部屋に戻るなり、たったいま聞いた内容を伝えました。
「ふ~ん。どう、できそう?」
「どうかな……いや、ちょっと、無理そうだな」
「なんでよ?」
「だってさ、書き始めてから、もう2ヶ月近く経つのに、数えてみたらまだ、2枚しかできてないんだよ」
「そっか……それじゃ、無理かもね……でもなあ、何とかならないかなあ」
 ミクは少しの間、考えるそぶりを見てから、こう続けました。
「仕事、辞めちゃえば?」
「そんなこと言われても、それじゃ生きていけないよ」
「ミクがあんたの生活の面倒をみたげるからさ」
「……そんなことできるのか?」
「うん。ミク、エンコーしてて、お金いっぱい持ってるらからさ」
「そうなんだ?……それはうれしいけど、でも、工場を辞めたら、ここも出て行かないといけなくなる」
「それも心配しなくていいよ。新宿のパパがミクのために借りてくれてる、マンションがあるよ。そこに一緒に住もう?」
「そうか。……ミクって実は、すごいんだな」
「そんなことないよ。ミクくらい可愛ければ、これくらい、普通だよ」
「そうなのか。……わかった、そうするよ」
 こうしてぼくは、今までお世話になったのに悪いかなとも思いつつ、親方にそのことを話しにいくことにしました。
「そうか……お前はよく働いてくれるやつだったからな。残念だな」
 と親方は言いいました。
「申し訳ありません。ご恩は、決して忘れません」
 そう言いながらぼくは、深々と頭を下げました。
「まあ、そう頭を下げるようなことじゃねえさ。お前が一人前に女なんか作る時がくるなんざあ、オレは夢にも思ってなかったからよ。うれしいことよ。なんたってオレは、お前がここに来てからと言うもの、身寄りのねえお前の、父親代わりみてえなもんだったからな」
 親方が言った『父親』という言葉に、ぐっと来ました。
「だけどよ、女との縁ってのはよ、親子の縁とは違って、いつ終わるか知れねえもんさな。その娘と別れるようなことになったらよ、ここが実家だと思って、いつでも戻って来いよ!」 
 親方は、そういいながら、力強く、僕の肩に手を乗せました。
 ぼくは、しめっぽいのを嫌う親方のことを気にしてそれまで我慢していた涙が一気あふれ出してくるのを感じながら、両手でぼくの肩の上の親方の手を取りました。
 親方も、もう片方の手を重ねてきて、固い握手を交わしたのでした。
 こうしてぼくは、ミクが援助交際で得た金で養なわれながら、新人賞を目指して、創作活動に励むことになったのです。
「それにしても、どうして、こんなに何でもしてくれるんだ?」
 とミクに聞いてみましたら、
「あのね、ミクっていままで、いろんな男に人に、何でもしてもらえてたのね。だから今度は、ミクが何でもしてあげる相手が欲しくなって来たの。ミクが好きでやってることなんだから、あんたは何も遠慮しなくていいんだよ。そのかわり、いい小説を書いて、小説家になってくれないとだめだよ」
 とミクは言いました。
「そうか。じゃあ、ミクのためにも、頑張るよ」
 ミクは、お金ならいくらでも出すから、小説を書くために役に立つ本があったら、何冊でも買っていいよ、と言いました。でも実は、ぼくは本なんていままで、一冊も買ったことがなかったのです。本屋さんの小説コーナーに、ぼくのような頭の悪そうな男が立っているのを、頭のいい大卒の先生とかに見られているのかと思うと、本当にいたたまれなくなってしまい、いつも何も買わずにただ店内をうろうろしたまま出てきてしまっていたのです。多分、店員からは万引きでもしようとしてるように思われていたりするんだろうな、なんてことまで思ってしまうのです。さらに、文字の本ばかりが置かれているという図書館に至っては、入ることもできません。
 そのことを正直に話してみたところ、ミクは、
「多分それもあんたのいいところなんだよ。あんたはそのままでいてほしいから、ミクが代わりに買ってあげるよ」
 と言って、どんどん色々な本を買ってきてくれようになったので、助かりました。
 おかげでぼくは、毎日、名作小説と親しみながら、創作への気運を高めていくことができました。わからない言葉は『広辞苑』で調べながら、次々に読破していったところ、読むスピードも速くなってきて、1カ月後には、300ページくらいの本を、1日に10冊は読めるようになっていました。
 こうしてぼくは、どうにか100冊以上の小説を読み切り、これでもう大丈夫、準備は万端だ、と考え、小説の続きに取りかかることにしました。
 でも何だか、頭がよくなりすぎてしまったようです。色々なことが気になってしようがないのです。
 思想ってものが必要らしいとわかってきました。
 哲学とか社会批評とかそうゆうのです。
 ぼくはぼくであって、でもぼくはぼくではない。とかなんとか、工場にやってきて一週間しか経たないうちに、屋上から飛び降りて自殺してしまった同僚が言ってたのを思い出しました。それを真似てみようかと思いました。
 ぼくのおちんちんはぼくのおちんちんであって、でもぼくのおちんちんはぼくのおちんちんではないのです。これはミクのものです。そしてジョンのものでもあります。つまり、ぼくのおちんちんは、みんなの共有財産なのです。
 ああ、なんだか哲学だけでなく、経済の問題までもが理解できそうな予感がしてきました。
 場合によっては、政治や宗教までもがこの考えをつき進めることで理解できるのかもしれません。もっと勉強を積んでから、そういうことも考えてみたい、と思いました。
こんな感じで、ぼくはものを考えることの面白さに、すっかり魅了されていました。
 あと他にはたとえば、文学と美の関連性について考えてみたりもしました。
 そういえばぼくは、音楽のことは詳しくは知らないのですが、スティーヴィー・ワンダーの曲が好きなんです「あじゃすこーゆせいあらーびゅー」とか「いずんすぃーらぼり」とか、単純にすごく美しいと思うのです。ああいう曲がぼくにもつくれればな、とも思うのですが、あいにくぼくは楽器が出来ないので、せめて小説でああいう感動的な美しさを表現できたらいいなと思いました。そうなんです。音楽は楽器が出来ないと作れないものですが、小説は文字さえ書ければ作れるのです。調理せずにまるかじりできるトマトみたいなものです。その分、素材の質が重要なのかもしれません。アレンジでどういうふうにもなる音楽のように、調味料でごまかすわけにいかない気がします。そういう意味では文学の方が難しい気もするのです。
 でもまだ、音楽と文学の両方ともよく知らないのに、結論は出せないかなと思い、続きはまた今度、考えてみようと思いました。
 差別問題についても考えてみました。
 島崎藤村の小説に出てきたものです。
 差別されることの苦しみは、少しはわかったかもしれません。でも、差別する側の気持ちは、よく理解できていないのです。そんなことしても別に楽しくもなんともないですよね。だれそれがやれ被差別部落出身者だ、在日朝鮮人だ、在日韓国人だ、右翼だ、左翼だ、学会員だ、だからなんだというのでしょう。ぼくたちはみんな人間だ。それでいいじゃないかと思います。何が違うって言うのでしょう。
 考えているうちに、いやになってきましたので、これについて考えるのも、後回しにしようと思いました。
 エコロジーについても興味を持ちました。
 でも考えてみたら、自然を壊してるのって、人間だけですよね。人間がいなくなればいいことです。じゃあ、どうすればいのでしょうか。
 これもまだ、ぼくに答えの出せそうな問題ではないようです。
 あとは、どうして小説の中で主人公が飲んでいるコーラが、ペプシじゃなくてコカコーラだったりするのだろうなんてことも考えてみました。
 色彩面を考えてのことなのでしょうか? それともそれ以外のその小道具が何であるかの詳細な描写をすることで何らかのイメージを伝えたいという魂胆があっての事なのでしょうか? いやむしろ、詳細な描写であるということ自体を伝えたいということなのかもしれません。いずれにせよ、その表現に何の意味があるのかが、僕にはいまいちよくわからないのです。その描写を行うことによって、作品の価値が変わってくるとでも言うのでしょうか? もしかすると、作者の好みの傾向を読者に伝えることによって、共感を得やすくするための手段なのかもしれません。それとも、想像したことをできるだけ読者にわかりやすく伝えようということなでしょうか?逆に読者の想像に殆どをゆだねてしまうことも出来るはずですが、それだとせっかく作った物語なのに、自分の考えたとおりに伝わってくれないですからね。
 はたまた、執筆行為とは常にオナニーに過ぎないのかとも考えてみました。
 読者という、間接的な相手は、確かにいます。とはいえそれは、あくまでもお互いに見知らぬ関係でしかでしかないのです。すなわちそれは、アダルトビデオのなかでオナニーを見せるAV女優と、それを見てオナニーしている視聴者の関係と、なんら変わりはしないでしょう。では、作者と読者の関係がセックスたりうるには、どうすればいいのでしょうか。それには、実際に作者と読者が肉体関係を結ぶ以外に方法はないのかもしれません。
 あれ? 気が付いたらずいぶんと、変なことになってしまっていますね。
 それにしても、まだ読んでない本がたくさんありすぎて、どうすればいいのだろうと思いました。
 読まなくても部屋に積まれた蔵書から文豪達の魂が僕に乗り移り、新たなる文学を僕の手によって産み出そうとしていたりしないかな、などとオカルトめいたことも考えてはみたものの、そんなのふざけすぎかな、とも思うのです。
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 何だか、読書のしすぎで、色々なことを考えすぎるようになってしまい、頭がパンクしそうです。
 このままでは、小説を書くどころではありません。
 そこでぼくは、小説を書くために、しばらく読書をしないことに決めました。
 読書なんて、うんざりだと思いました。
 それからというものぼくは、すっかり気持ちを切り替えて、小説の執筆に打ち込むことになりました。
 やる気に満ちあふれていたぼくは、今ならきっとやれる、と思いました。
 こうしてぼくは、小説にかかりきりの2週間を過ごし、どうにか応募用の小説を書き上げることができたのです!
 誰よりもまず先に、外出中のミクにそれを伝えようと思い、携帯電話に連絡を入れました。呼び出し音が途切れるやいなや、ぼくは、
「ミク! やったぞ!」
 と、受話器に向って、叫びました。
 ところが、実は電話に出たのは、ミクではなかったのです。
 それは、ミクの父親でした。
 ぼくはびっくりして、電話を切ってしまいました。
 そして、どういうことだろうと考えていたところ、玄関のドアが開きました。
 ミクが帰ってきたんだと思い、ドアの方に向かいました。
 ところが、開けられたドアの外には、誰もいないのです。
 不審に思いながら、ドアの外に出た瞬間、ぼくは何者かに後頭部を殴られ、意識を失いました。

 冷たい!
 と突然感じて、ふと気が付くと、そこは警視庁の取調室の中でした。
「おお、やっと目を覚ましやがったか」
 年配の刑事が、氷水を入れられた鉄ナベを手にしながら、言いました。
 そして、
「純朴な女子高生をたぶらかし、援助交際をさせて私服を肥やしていたのは貴様か!」
 と言いながら、目の前にある机の上を、拳で思い切り叩きつけました。
「どういうことですか!?」
 と言いながら立ち上がろうとして、ぼくは椅子の後ろの両手首に手錠がかけられていて、動けないことに気が付きました。
 その後、ミクとの関係について、色々と聞かれた結果、ぼくは売春あっせんの容疑で、逮捕されることになってしまいました。
 刑が確定される刑事裁判が終わるまでの間に、留置所に親方と隣人が尋ねてきました。
 親方は、
「災難だったな、でも、両想いだったんだし、相手が高校生だったのは運が悪かっただけさ。でも法律は法律だからな。こうなってしまっても、仕方あんめえ。しばらくおとなくして、早く刑を終えるんだぞ。もう帰るところもないだろうから、オレの工場に戻ってきな」
 と言ってくれました。
 そして隣人は、意外なことを教えてくれました。
 ぼくが警察に連行された後、隣人のもとに、ぼくが小説を書いていたノートが、宅配便で届けられたのだそうです。
 それにはミクからの手紙が同封してあったのです。
 それを隣人が持ってきてくれたんです。
 ミクからの手紙を読んでみると、ミクはいま、厳しい両親に家に閉じ込められているため自由に外出ができないようです。
 ぼくのノートは、ミクが刑事さんに連れられて、マンションの現場検証に立ち会ったときに、こっそり持ち帰り、携帯電話で親方に電話して、ぼくの住んでいたアパートの住所を聞き、ミクと親かった友人に頼んで、隣人のもとに送ったというのです。
 やっぱり、ミクはすごいなと思いました。
 隣人は、ぼくのかわりにぼくの小説をノートから原稿用紙に書き直し、新人賞に応募してくれると言ってくれました。
 色々な人に支えられていて、ぼくはしあわせ者だ、と思いました。
 そして数日後の刑事裁判で、ぼくに1年間の懲役刑が下ることが、決まったのです。

   第5章【文学なんて、うんざりだ。】

 ぼくは早く刑期を終えようと必死の思いで頑張り抜き、模範囚に選ばれ、8ヶ月で出所することができました。
 出所の日の朝、拘置所の門をくぐると、親方が出迎えに来てくれていました。
 そして親方のトラックに乗って、かつてぼくが住んでいたアパートへと帰る途中の信号待ちをしているときに、交差点の角にある書店に並んだ文芸書の表紙に、なんと、『うんこたろう』の文字が記載されているのを、発見したのです!
 ぼくは親方に車を路肩に止めてぼくをおろしてくれるよう、頼みました。
 本屋の前に立ち、その文芸書を手に取って、やはり間違いないということを、改めて確認しました。
 隣人の手によって応募されたぼくの小説が、新人賞をとっていたのです!
 しかし、それはつかの間の喜びでした。
 どうして俺の元に知らせが来ていなかったのだろうと思いながら、もう一度よく表紙を見直してみると、なんとそこに作者名として記されていたのは、ぼくの名前ではなく、隣人の名前だったのです。
 なんてことでしょう。
 でももしかすると、隣人は、ぼくが拘置所にいる人間ということを考慮して、それが新人賞の選考に悪影響を及ぼさないようにと、わざとそうしたのかもしれません。
 とりあえず、その文芸書を購入し、ぼくは一路、アパートへと向うことにしました。
 そういえば、ぼくは以前なら、本屋は怖かったはずなのに、さっきは何ともありませんでした。本をたくさん読んだおかげで、恐怖症は治ってしまっていたようです。
 アパートに着き、親方と別れてから、まずは隣人の部屋の呼び鈴を鳴らしてみました。
 しかし、出てきたのは、あの隣人とは別の、見知らぬ男性でした。
「あの、あなたは一体、どなたでしょうか?」
 と聞くと、
「どなたって、ここの住人ですけど、何か用ですか?」
 と言うので、
「いつから住んでるんですか?」
 と聞いてみると、
「もう半年くらいになるよ」
 と言いました。
 あの隣人と一緒に住んでるのかもと思い、それも聞いてみましたが、違いました。
 なんてことだろうか、と思いながら、ぼくはかつて自分が住んでいた部屋に入りました。
 持っていた文芸誌を開き、小説の本文に目を通してみましたが、やはりぼくの書いたものでした。
 隣人の顔写真入りの受賞コメントを詠んでみると、自分で書いたとしか取れない内容で、ぼくのことには、一切、触れてないのです。
  ぼくは猛烈に、腹が立ってきました。
 どうにかして、これがぼくの作品だということを証明してやろうと思い、そのためにも、ぼくと隣人のほかにただひとり事実を知っている、ミクに連絡を取ってみようと思いました。
 携帯電話の番号を控えたメモは、ぼくが前にこの部屋に住んでいたときのまま、戸棚の中にしまってありました。
 またミクの父親が出たら怖いな、とも考えたのですが、そんな悠長なことを言ってる場合ではないのです。
 果たして、本当に、ミクの父親が出てしまいました。
 怒られるのを覚悟で、事情を話してみたところ、ミクの父親は意外なことを話し始めました。
「君か。ミクなら、死んでしまったのだよ」
「え? どういうことですか?」
 ぼくはその言葉をすぐには信じられませんでした。ぼくがミクともう会わなくなるようにと、嘘をつかれているのかもしれない、と思いました。
 しかし話を聞いていると、どうも嘘にしては、あまりにも巧妙すぎるのです。
 ミクは、ぼくとの間にできた子供を宿していたというのです。
 そして1ヶ月ほど前にその子を出産した後、体の調子を崩し、死んでしまったというのです。
 どうしても信じられないと思い、ぼくはミクの実家まで行ってもいいかどうか、尋ねました。
 ミクの父親は、少し渋ったような声を出して考えた後に、
「まあ、あんたは娘をたぶらかしたひどいやつだが、娘が愛した男なわけだし、孫の父親でもあるからな。線香くらいはあげにきてもいいぞ」
 と言ってくれました。
 ミクの実家に行ってみると、確かに、仏壇にミクの遺影が置かれていました。
 ぼくとミクの間にできたという子供には、会わせてもらえませんでした。ミクの両親が、ミクの代わりにこれから育てていくつもりだから、ぼく会わせたくないのだそうです。ミクによく似た女の子だ、ということだけを教えてもらい、そこを後にしました。
 帰りの電車の中でぼくはミクの夢を見ました。

 夢のなかでぼくは、ミクと話すことができました。
「ミクが死んだなんて、信じられないよ」 
「ごめんね。だけど、小説、新人賞受賞して、よかったね。あ、でもミクがいないと、隣の部屋に住んでた男に、手柄を横取りされたままなのか!どうしようか?」
「そうだな……でも、なんかもう、そんなこと、どうでもいいや」
「どうして?」
「もう、疲れちゃったよ。せっかく親友になれたジョンも、恋人になってくれたミクも、ぼくから離れてしまった。もう、なんのために小説を書けばいいのか、わからないんだよ」
「そっか。だったらさ、ミクとあんたの間にできた子供のためとか、あんた自身のためにさ、書いてみたらいいんじゃない?」
「そうかな?でもさ、ぼくは自分の失われた過去の物語を作ろうと思って、あの小説を書いたんだよ。だからもう、自分のための小説はいらないんだ。それに、小説を書くことが、ぼくらの娘のためになんてなるんだろうか?」
「まあ、あんたの好きにしなよ。とりあえず、あんた、ミクの分まで長生きしてね。ミクはこれからも、あんたと、そしてあんたとミクの間に産まれた娘のことを、ここで見守っているからさ」
「そうかい。うれしいな。どうもありがとう」

 目覚めたぼくの頬には、涙の流れた後が付いていました。
 それにしても、ぼくはあの小説を仕上げるために、たくさんのものを失ってしまったんだな、と思いました。
 でもとりあえず、あの小説を書き上げたことによって、ぼくは自分の過去を作ることができたわけだし、ミクは、ぼくらの娘という、未来を作ってくれたのです。
 ぼくの手を離れて、小説は売れ、娘は成長していくのです。
 他には何もいらない、と思いました。
 だからもう、文学なんて、うんざりだ。
いつかまたミクと再会できるその時まで、このまま平凡な人生を送っていければ、それでいいかな、と思うのです。(了)

2002年06月30日 中篇小説 トラックバック(0) コメント(0)

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